第1回応援団の集い:新生児科医&小児科医

7月から8月のクラウドファンディングのおかげで、がんばりっこリーフレットができあがりました。
このリーフレットを各地で配布してくださる「がんばりっこ応援団」のみなさんに、送付希望とともにアンケートを実施したところ、

「“がんばりっこ応援団の集い”もぜひ開催してほしい。」とお声をいただいたので、
第1回として、がんばりっこたちを出産後最初に診てくださる先生方にオンラインでお集まりいただき、ざっくばらんにお話する会を10月16日に開催しました。

会のはじめに、林代表より改めてがんばりっこの活動を簡単に紹介。
その後、自己紹介を兼ねてそれぞれの地域・病院のことを話していただきました。

ご参加くださった全国の新生児科・小児科医8名の先生方と
・NICU卒後のフォローアップのこと
・ご家族へのサポートのこと


それぞれの考えていることや感じていることをシェアし、以下のようなことが話題に出ました。


・NICU退院後のお子さん達を支える仕事(一般診療よりニーズが高いはずだが公的サービスにつながりにくい)をどうやったら安定的に継続することができるか
・発達支援やフォローアップが実質ボランティアなのが課題
・アウトリーチの必要性については提言されているが、財源に言及がない
・外来フォローアップについて、海外ならそれ専門の医師がいるが日本では新生児科で行わなければならない現状
・病院とご家庭と保健師・保育園・療育の情報共有をどうしているか、どうしていくのがいいのか、退院後の世界のほうが広くて深いことをどう伝えていくか
・コロナ禍になって改めて感じた、リアルで会う機会の大切さ
・診療報酬のことも含め、こうしたことをどう外にアピールしていくことができるか


がんばりっこ応援団の集いについて、
「患者さんの生の声を聞く場があまりないので、こうした機会はありがたい」
「他の先生方のお話を伺いながら、同じようなことを悩まれているんだなと知れただけでも嬉しかった」

などの声もいただきました。

同じがんばりっこといっても、年齢や病気・障害もさまざま、そんなみんなをどう支えていったらいいのかという率直な声もいただきました。そう思ってくださる先生方の存在がありがたいです。

また、地域ではとりあげるのが難しいテーマをがんばりっこの集い(オンライン)でとりあげていることへの応援の声もいただきました。

これからもがんばりっこの活動として、ご家族の集いとともに、応援団の集いも継続して開催していたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。

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