【NT】入学式前日に見送った息子 6年間と看取り 開催しました。

ゲストスピーカーの体験談や想いを聞くことができ、毎回好評の【NT:ノンフィクショントーク】
今回も、がんばりっこ家族、医療従事者などの応援団、約20名の方々と温かい時間を過ごしました。
(2024年6月22日開催) 

第10回ゲストスピーカー

4年前に我が子を見送ったお空っこママが、
当時つけていたノートや資料を見ながら、

・生まれた時のこと
・生まれてから6歳までのこと
・家族が選んだ見送り方
・最後の家族時間から今

どんな想いで向き合い、
どんなことを考え葛藤したか。
想像もしていなかった日常を
どのように過ごしてきたのか。

家族の10年間という大切な時間について
お話ししてくださいました。

ダイジェスト版(約1時間を約5分に編集)が
最後にありますのでご覧ください。

参加者の感想


ほんの少しですが、紹介します。

・「ただでさえ悩むことなのにいざという時はもっと決められないから」という言葉は、
 真摯に向き合ってこられたことがとても伝わってくるものでした。

・「積極的な治療はしないことに決めた」とおっしゃっていましたが、我が家も娘の最後には手術をしないで看取ると決めたので、その選択を肯定してもらえた気持ちになりました。「ただでさえ悩むことなのにいざというときにはもっと決められないから」という言葉は、真摯に向き合ってこられたことがとても伝わってくるものでした。医療面でやれることはあるけれど、果たしてそれが本当に子供の為になることなのか、娘の最後を決める時に関係者の方とたくさんお話したことでした。ひとつとして同じ人生はないのだから、がんばりっこ、そのご家族にとってよりよい選択ができるように、家族、病院、関係各所が一丸となって動いていけるようになればいいと思います。

・お話してくださった言葉の一つ一つが本当に考えさせられました。特に、入院中にお子さんの状況についてお話しする際、「お父さん、お母さんでどのようにお話しされていますか」や、チーム医療として臨床心理士さんに介入をお願いしたり、など、医療者が自然にしていることや言葉がお父さんやお母さんを傷つけてしまうこともある、と改めて深く考える機会となりました。気づきをいただき、本当にありがとうございます。

・当時の資料などお見せいただき、我が子のことではないけれど、一緒に振り返って体験を一緒にしているような不思議な感覚になりました。

・名前の候補に空という字があったのに、命が危ないのにと思ってやめたと聞いて聞いて、わたしも名前の候補に星という字を字を考えていたのに命が危ないかもしれないからやめたことを思い出しました。自分の子供が子供が亡くなるかもしれないなんて、とてつもなく辛いことですが、自分だけでなく、同じような同じような境遇の人がそんな中でも精一杯生きていたんだと思いました。

ノンフィクショントーク ダイジェスト版

~【ノンフィクショントーク】スタッフ~

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