3月は新しい生活に向けた準備や、今までいた場所からの卒業の季節ですね。
お空っこの家族には、新しい生活に向けた準備の際に提出する書類で、心揺さぶられる季節でもありました。
今回は、お誕生まもなくお空に帰った子から、15歳で旅立った子。先月お子さんとのお別れを経験したママから、17年前に見送りを経験したママまで、合わせて9名が参加されました。(2024年3月8日開催)
家族構成の記入欄
書類に名前を書き込んだ時にはそばに居たわが子が、お空に帰ったために、提出直前に欄から名前を消した思い。
親の気持ちとは関係無く、手続き上必要なれど、お空に帰って行ったことを説明しなければならない現実に辛さが増します。
〝何かのヒントになれば〟と経験したことや、当時の思いを話してくれたママ達。
今だから言葉にできるようになったこと、当時の自分には無理であったこと。
そんな親とは少し違い、お空っこを家族としてサラッと話すきょうだいっこがいたり、亡くなった時期になると、少し体調を崩してしまうきょうだいっこが居ることも知ることができました。
様々な思い
・中学卒業の報告
・きょうだいとの触れ合い
・入院での頑張り
・愛されキャラ
・お空っこが繋いだ出会い
・リハビリで癒されていた
・癒し系
その中でも、出生直後、双子の1人が、もう1人の処置が終るまで見守ったかのように、お空に帰っていったお話に、聞いていた方々の目には涙が…。
参加者からの感想
・娘が残してくれたものは人との繋がりだと思っています。今日は参加出来て良かったです
・見送って日が浅くても何年経っていても、ママたちが心穏やかに過ごせるかどうかは、やはりそれぞれで難しいな…と思いました。
・娘がお空へ旅立ってこの一年生きるのしんどいな、と思うこともあったのですが似たような境遇の方の話を聴いたり、自分の話に寄り添ってもらえたりするお空っこのつどいはとても有意義な時間でした。ありがとうございました。
・こんなに悲しい、寂しい思いをするママが増えて欲しくはないけれど…「お空っこ」の活動が必要な人に届けばいいな、届けたいな、と思います。
【最後に】
コロナ禍の入院生活で、出来なかったことを悔やんでいたママ。皆さんの経験談を聞いてから、最後に「私は〇〇〇のお母さんになれて、良かったです。」という言葉がありました。
その時にふと、こうしてお話しながら、皆んなで少しずつ、見える景色を変えていけたらいいなぁと思いました。
また、集いで会いましょう。
【お空っこ】スタッフ
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