【小中高の学校生活】集い開催しました。

2023年が始まりました。集団生活をしているがんばりっこ家族は、新年度の事が気になりはじめる次期。このタイミングで『学校生活』についておしゃべりしました。

支援級、支援学校、通常級や適応指導教室など、日中子ども達が過ごしている場所は様々。知的、情緒、肢体、医療ケア、二次障害など、がんばりっこも色々。そんなママ達が集まり…

最初の話題は『体罰』

就学予定校で起こった事件を聞き、4月の支援級入学が怖くなってしまったママから「実際に体罰の経験や見聞きした事はありますか?」と質問がありました。それに対して中高校生を育てるママ達から身近にあったお話(ご家族の気づきから学校の対応まで)を聞くことができました。

言葉や暴力による苦痛を与え従わせようとすることを、学校では『体罰』と呼んでいますが、どんな理由を付けたところで、苦痛を与えようと思った瞬間から、教育や指導ではなく怒りをぶつけているだけ。あってはならない事ですが、ニュースで見聞きするよりも身近なママ達の話は、現実なんだと思い知らされるものでした。

その流れから話題は尽きる事なく

★今だにある居残り給食

★先生の〝良かれと思って〟

★今のわが子に大切な〝学び〟とは…学習?生活力?

わが子を守るためにできる事や学校や先生とのやり取りなどの話を、少し先を歩くママ達から聞けたことで、一緒に考えてくれるママ達の存在が、心の支えになるといいなと思いました。

そして進学の話題へ

地域の学校の支援級から支援学校の中学部、又は高学部に入る子は多くいます。まだ数年先ながら、中学部から支援学校を考えているママが情報を知りたいとの事でした。

★行かせたい学校と送迎の距離

★学校によって違う特色と雰囲気

★支援学校での地域交流

など、支援学校の現役保護者との、リアルな情報交換は、先ず何をすれば良いのかがとても分かりやすく、次の動きが想像しやすいものでした。

地域によって医療ケアや障害に対する学校の対応範囲に違いはあります。それでもこれだけ様々な状況のママ達が一緒に考え、貴重な体験や考えを話し合える事に心強さを感じ、〝親の思いは一緒〟だと思える時間となりました。

集いへの参加を迷っている方へ

今回は少し暗い話題でしたが、集いで取り上げるテーマは、どれも1人で抱え込みがちな問題でもあります。「うちはこうしたよ」「こんな方法もあるよ」「なるほど」と、やり取りをしていくうちに、それぞれの現状整理ができたり、課題が見えてくる事もありますし、「またね」と笑顔で手を振るママ達を見ていると、私たちスタッフも力が沸いてきます。

集いへの参加を迷っている方が、まだまだたくさん居ると思います。置かれた状況の中で自分達の家族らしく生活できるように、立ち止まっても、また歩き出せるようにお話しする場所を作り続けています。先ずはお喋りを聞きにきてください。

がんばりっこを育てるママ達が、お待ちしてます♪

〜小中高の学校生活 スタッフ一同〜

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