がんばりっこ仲間の集いへの参加をギリギリ迄悩んで参加されたたっくんママに、
“参加迄の葛藤”と“参加してみて”をまとめていただきました。
誰かの心の一歩になったら嬉しいです。
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超低出生体重児で生まれた息子は、
3歳半で自閉症、4歳半で知的障害と診断されました。
今は元気な小学1年生で支援級に在籍しています。
・強いこだわり
・指示が通りづらい
・何かのきっかけでパニックを起こすという事を考えると、
幼稚園や小学校とは違う、人がたくさん集まる場所に行くという事はとても勇気のいる事でした。
がんばりっこの集いも同じでした。
集いに行って、話しをしたり聞いてみたい気持ち、
息子にも、楽しく仲良くお友達と関わって欲しいと思う気持ちの反面、
皆さんの大事なお子さんに迷惑をかけたらどうしようという怖さもありました。
ギリギリまで悩んでいたけど、息子の『遊びたい』の一言で背中を押され、
初めて集いに参加しました。
あっという間にみんなと仲良く遊び始めた姿、満面の笑み。
ここにいる事がとても楽しいと、全身から伝わってきました。
そんな息子を見た時、
私、何をそんなに怖がっていたんだろうって思いました。
特性のある子供はいつも同じようにはいかないけど、
親にはわからない、子供同士の不思議な空気感みたいなものがあるのかもしれないって思いました。
初めて集いに参加出来た事は、私達親子にとってはとても大きな第一歩です。
今までは周りの目を気にして人が集まる場所は避ける事が多かったけど、
外に出ていく勇気をもらえました。
正直に言えば、発達障害の特性故に、不安はあります。
でも、少しだけの勇気でも、気持ちを動かす大きな力になるんだなと思えました。
これからも、新しい事を恐れずに前に進んで行こうと思います。
息子の笑顔のために。
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私が会場に入った時にはもう既にたっくんはいて、
何の抵抗もなく「初めまして。」してくれました。
しばらく私とお話しして、息子太陽と一緒にボール遊びを始めていました。
言われなければ障害の事なんてわからない感じで。
子供達が一緒に過ごす時、親が思ってる程、病気や障害って子供たちにとっては問題じゃなかったりするんですよね。
「その子」ただそれだけなんだと思います。
それが「不思議な空気感。」なのであれば、不思議ではないこれが「当たり前」の世の中にすればいい。
集いの会場がたっくんにとって安心出来る空気感だったのなら嬉しいです。
これからも、頑張りすぎない程度に新しいことにチャレンジして欲しいです。
たっくんの笑顔のためはもちろんですが、
ママの笑顔のためにも。
がんばりっこ仲間
林 英美子
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