トークセッション がんばりっこ×医療従事者 第1回開催のご報告

国立成育医療研究センター

第1回トークセッション がんばりっこ×医療従事者
国立成育医療研究センターNICUスタッフのみなさん15名、がんばりっこ親13名で開催しました。(2022年4月)

まずは、国立成育医療研究センターが取り組まれている「ファミリーセンタードケア」についてのお話。
毎日お忙しい看護師さんがこの日の為に資料を作成してくださったり、
「当事者に何がしてあげられるのか」など今後にいかせる質問を考えてくださったり…
感激で胸がいっぱいになりました。

想いに応えたい!!!と、沢山の質問や疑問にお答えさせていただきました。


「あの時あれをしなければ、今ここにいなかったかも…。」自責や後悔。
「この先、どうなるのだろう。」という不安。
アラーム音にドキドキしたこと。

初めて抱っこできたとき、
笑顔がみられたとき、
ちっちゃい手でギュってしてくれた時の嬉しい気持ち。

色々な気持ちが渦巻いていたNICUでのことを思い出すことは簡単で、18年前に経験した私もがんばりっこの皆さんのお話を聞きながら何度も込み上げるものがありました。

NICUは命を守る場所であり、親子の時間を過ごす場所。

今回のトークセッションで見つかった改善策や提案が形になって、国立成育医療研究センターNICUの素敵な一歩に繋がることを心から願います。

<NICUスタッフの皆さんからいただいた感想>
・いま悩んでいたり不安に思っているパパママに、一人じゃないよと繋がってほしいです。また、患者家族と医療者の橋渡しをぜひ継続していただけたら嬉しいです。
・よりよいNICU整備を目指しているので、ぜひ力を貸してもらいたいです。
・定期的に開催したいことと、成育だけでなく他施設とも交えてトークセッションもしてみたいなと思いました。


私たちだからできること、継続していきます。

一般社団法人未熟児家族支援・がんばりっこ
林 英美子

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 素晴らしいですね。私も14年前を思い出すとジワリと涙が出てきます。今でも、、、。NICU入院中はなかなかママ友って出来なかったです。普通ならコミュニティって出来るんでしょうけど、NICUの子どもたちって今日生きられるか、明日生きられるか、など様々な状態の子どもたちで親御さんのメンタルもかなり弱っていますからそんな状況に、お子さんどうですか?とか、そんな事聞ける状況じゃないし、むしろ聞かないで、話しかけないでというオーラが出てる場合もあるので私はNICU入院中は孤独でしたね。ひとり、お茶したママがいましたケド早く退院してGCUに移動しちゃって、心からおめでとうって言えない自分がいて、自己嫌悪になったり、傷つくだけだからママ友は作らないって誓ってみたり。友達付き合いが元々出来ていた私がどんどん塞ぎ込んでいき、苦しかったです。なのでこのがんばりっこコミュニティは素敵だと思います。

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