明日からのケアがちょっと変わる?!家族のホンネ
11月28日、国立成育医療研究センターにて
NICUスタッフのみなさん向けに
「明日からのケアがちょっと変わる?!家族のホンネ」というテーマでお話しさせていただきました。
10名程度での開催予定でしたが、当日はオンライン含め40名以上の方が集まってくださり、NICUで日々ご家族と向き合っているみなさんの“知りたい”“考えたい”という想いを強く感じる時間となりました。
正解を探す場ではなく、「聴く」時間
この時間で大切にしたのは、
「こうするべき」「これが正しい」という答えを出すことではありません。
NICUを経験した家族の立場から、
- どんな言葉が心に残っていたのか
- どんな関わりが支えになっていたのか
- 逆に、しんどかった瞬間はどんな時だったのか
そんな家族のホンネをお話しし、
スタッフのみなさんと一緒に感じ、
考える時間を過ごしました。

参加者のみなさんの声から
アンケートでは、こんな声が寄せられました。
- 「何を話せばいいのか分からず不安だったけれど、世間話でも支えになると知って気持ちが楽になった」
- 「家族を“こう思っているはず”と決めつけないことの大切さに気づいた」
- 「正解を探さなくていい、がんばらない一歩でいいと言われて救われた」
- 「明日、ご家族と話すのが少し楽しみになった」
NICUで働くスタッフのみなさん自身も、
迷いながら、悩みながら、
それでも「家族の力になりたい」と向き合っていることがひしひしと伝わってきました。
何気ない一言が、支えになる
印象的だったのは、
「看護師とのたわいもない会話が、家族にとって心のケアになっていた」
という声が多くあったこと。
特別な言葉や、立派な関わりじゃなくてよくて、
日常の中の、何気ない一言や存在が、
家族にとっては大きな支えになることがあります。
がんばりっこが伝えたいこと
がんばりっこが大切にしているのは、
「子どもを支えるために、何かをすること」
だけではありません。
NICUは、
治療や成長を支える場所であると同時に、
その家族にとっては、
生活が始まっている場所でもあります。
特別な時間ではなく、
その家族にとっての“日常”が、
もうそこで動き出しています。
だからこそ、家族と医療者が
「支える側」「支えられる側」に
分かれるのではなく、
同じ時間の中で、同じ目線で、
それぞれの役割を持ちながら
並んでいられることが大切だと、
がんばりっこは考えています。
今回の時間が、
「何をしてあげられるか」ではなく、
「この時間を、どう一緒に過ごすか」を
考えるきっかけになっていたら嬉しいです。
NICUで流れているその時間が、
家族にとって、そして関わる人すべてにとって、
あたたかいものになるように。

この記事を読んで、
「うちの病院でも話を聞いてみたい
「トークセッションをやってみたい」
と思ってくださった方、ぜひ声をかけてください。
がんばりっこ家族と医療者が、
お互いを知り、支え合う小さな一歩が、
きっと次の優しい医療につながっていくと思います。
がんばりっこ
太陽ママ





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