【どうする?学校卒業後〜生活介護〜】集い開催しました。

 申込者多数で始まった集い、そろそろ人数も集まってきたし・・・と思いお名前確認すると、申込者がほとんど参加しておらず、招待状で急遽参加してくれた方が沢山(笑)
未就学のお子さんのママから、生活介護に通ってるお子さんのママ、また応援団の方まで幅広い参加者10名で、生活介護のあれこれについてお話しました(2025年9月6日開催) 

生活介護とは?

生活介護に通うのはまだまだ先!と言う方が多い中、生活介護とはどんなところなの?どうやったら(どんな方が)行けるんだろう?の気になってることを先輩ママから教えてもらいました。
・肢体不自由の方は勿論、精神障害の方や知的障害の方も居たり、18歳~65歳までと年齢の幅が広い
・呼吸器や気切・胃ろう等医療ケアがあると、行ける施設も限られる
・地域によって1箇所しか通えない所から複数の所に通えるところまである
・東京のある区では、区立の施設が充実してて、高校の時から見学などに行く。どんな医療ケアがあっても行き場所がない!とならない反面、民間の施設は紹介してもらえないし、民間に行きたいとは言いづらい
等色々教えていただきました。

また、見学に行ったママからは「急に大人の世界と言うか、おじいちゃん・おばあちゃんに近い年齢の方までいて、軽いカルチャーショックを受けた」と年齢別とかがあれば良いのに・・・との意見も。

また、そんなに年齢の高い方が居るってことは、今後通うようになれば、学校よりも長いこと通う場所になるのだから、たくさんの施設に見学に行って、慎重に決めないとね!なんて話も。

いつから動き始めるの?

どうやって生活介護の行く場所を決めるのか?
・支援学校の高校生になれば、学校主体で見学に行ってくれる
・支援学校の小学生のうちから、全保護者対象に卒業後の話をしてくれた
・地域の学校の支援級では、あまり情報を得られないから、親が情報集めをしなきゃいけない
・地域によって生活介護が少なく行けない場合、放課後デイを2年間延長出来る
・施設によってお風呂がある所やお出かけ有の所、見守りしかしてくれない所等様々、沢山見学に行って自分の子供に合ってる所を見つけるのが大事

やっぱり生の話を聞くのが一番!

参加者からの感想

参加された方からの感想を紹介させていただきます。
・高校を卒業するお子さんを思う親御さんの気持ちを知ることができ、よい時間をいただきました。まだまだ医療者が福祉や教育現場と連携してやらなければならないことが多くあると感じました。
・まだ中1なので、早いテーマかなと思ったんですが、皆さんすごく考えられててすごいなと思いました。
・小学生のうちから、将来を考える大切さを改めて感じました!
・卒後の話題は本当にいつも地域格差に驚かされます。都内は大部分が一カ所しか通所できないようですが、もっと柔軟にあちこち行けるようになると良いなと思います。お子さんが何年も楽しく通えるかどうかをよ~く見極め、失敗してしまったら惰性でそこに留まらず、次の通所を探してあげて欲しいと思います。同じ通所施設の皆さん、不満は子供から聞いてても、外に出ることに抵抗が大きく、年々その環境に慣れて声を上げることも諦めていると言っていたのがとても悲しかったです。

『また、このテーマで集いをしたいです』とのお声もいただいたので、また第2弾開催出来たら良いですね。
聞くだけでも良し、トークに参加して色々聞くのも良し。
聞くだけ予定だったけど、ついつい話しちゃった!な方も多いです。
是非気軽にご参加いただけたら嬉しいです。

【どうする?学校卒業後~生活介護~】スタッフ

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