【新生児科医 本田先生と一緒♪】集いを開催しました。

いわき市医療センター 新生児科主任部長 本田義信先生をお招きして「防災対策について」のお話をしていただきました。
2011年3月11日の震災の話やがんばりっこの防災対策についての話が聞けるということで、今回もたくさんの方にご参加いただきました。

まず、日々お忙しい中お時間を作っていただいた本田先生に心から感謝申し上げます。 

ユーモアあふれる本田先生

今回は、震災当日のリアルな話や防災対策という少しシビアな内容ということで
参加者にはいつもと違う雰囲気があり、少し緊張気味に感じました。

しかし、冒頭から本田先生のユーモアさく裂!
私たちの気持ちを和ませていただき笑顔で集いがスタートしました。

震災時の経験談を写真や詳しい資料を交えてお話いただきました。

障害者手帳を持っている人の死亡率は一般の方に比べると2倍にも及び
医療的ケア児にとって、大きな震災は生死に関わる深刻な問題。
避難するのかしないのか。避難できるのかできないのか。
もしもの時、私たちは大きな選択を迫られることになると実感しました。

子供たちが日ごろ過ごすスペースから玄関までの経路。
何をどれだけ、どうやって持ち出すのか。
日ごろからイメージしておくことが大切であると思いました。

近所づきあいはもしもの時の命綱

集いの中で、本田先生が何度もおっしゃっていた言葉です。
「近所づきあいはもしもの時の命綱である」

日ごろから外にでて、子供たちの存在を近所の方に知ってもらう
そうすることで、もしものときに助けが必要な存在であることに気づいてもらえる。

外にでて存在を知ってもらうということは、もしかしたら少し勇気のいることかもしれません。
でも、本田先生の話を聞いてその必要性を実感した参加者は多かったです。

がんばりっこの存在こそ、世の中を変える存在

「障害や病気をもつ子供たちの存在が、世の中を変え地域を変えコミュニティを変えていく。
そして共助の意識が高まる。」
本田先生が強くおっしゃっていた言葉です。

まず、自分たちができる防災対策をしっかりし
そのあとは、少し外にでてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら、今日!明日! いつどこで何がおこるかわかりません。
子供たちの命をつなぐために、しっかり準備をしたいと改めて思った集いでした。

がんばりっこでは、災害が起こった際の支援も行っています。
困った時はぜひ、がんばりっこを思い出してください。

この防災についての集いは、今後も続けていきます。
また皆さんの参加をお待ちしております。

~【新生児科医 本田先生と一緒♪】スタッフ一同~


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