がんばりっこ仲間のママから、
FBのグループへの書き込みがありました。
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小学4年生になる長女が、支援学級に在籍しています。
昨日は、次女の入学式でした。
その時の出来事で、引っ掛かる事があり、他の学校はどうなのかお尋ねしたいです。
今年は、支援学級に2名入学してきました。
入学式で新入学児の名前を読み上げる時、その2名だけ呼ばれなかったんです。
1年生は19名のはずが、「以上17名。」で終わり、一瞬保護者の方たちがざわつきました。
そのあと、支援学級の先生が前に立ち、残る2名の名前を読み上げられました。
長女の時は、1年生の担任の先生が他のクラスメイトと一緒に読み上げて下さいました。
親学級の教室で式の後も過ごし、他の保護者の方に娘の事をお話する時間も頂きました。
何で今回はこのように、普通学級と支援学級を分けて読み上げたのか、
式の後の教室も別だったのか、、、
長女と次女の時では、校長先生は変わっています。
長くなりましたが、みなさんの学校はどうですか?教えて頂きたいです。
(写真はイメージです)
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グループへ寄せられたコメントを抜粋してご紹介します。
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・娘の学校では支援学級と普通学級に席がある子は、
入学式でも普通学級の中で名前を呼ばれていました。
・支援学級に在籍している息子がいます。
交流クラス(普通学級)が決まっており入学式の時も交流クラスで並び、
名前も一緒に呼ばれました。
確かに、支援学級にいる子がどんな子なのか、
知ってもらうという意味なのかもしれませんが、
それを入学式でやらなくてもいいと思います・・・
・なぜ分けて呼ぶ事になったのか気になります。
そうやって大人が分けてしまうと、子供たちも意識しますよね。
・支援学級として入学しました。
娘の学校では、交流クラスの先生が出席番号順に名前を呼ばれ、
娘の番になると、支援学級担任の先生がマイクの前で入れ替わられ、
名前を呼ばれました。
一瞬、私も、えっ⁈と戸惑ったのを思い出しました。
しかし、そのあとの校長先生のお話で、子ども達に対して、
『みんなは、一人一人、成長のスピードや、個性が違います。
違うのが当たり前で、違っていいのです。相手を思いやる気持ちを
大切にしてもらいたいです。』みたいな話をされました。
私は、その校長先生のお気持ちがとてもありがたく感じました。
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<名前を一緒のクラスで呼ぶ or 分ける>
普通学級の親にとっては、どちらでもいい事かもしれません。
でも、支援学級の親にとっては大切な事。
「一緒で良いんじゃない?」と私は思います。
障害児→障害的存在ではなく、生活に障害を感じることがある子。
だと私は思っています。
だから、周りのサポートが必要なことがある。
その必要なサポートは1人1人違い、その違いは、関わる事で何て事ない
「当たり前」になると思います。
大人になっていきなり「普通に接する」って、難しいですよね?
だからこそ、子供の頃から一緒に過ごす時間を経験をすることが大切なのです。
お互い色んな不安はあるでしょうが、まず、一緒にやってみる。
「どうするべきか?」の時には、みんなで考えて最善を探す。
今回の入学式に件に関しても、日々においても、お互い
「なぜ?」は聞いてみる、
「こうしてもらえたら嬉しかった。」の気持ちも伝える事が大切だと思います。
きちんと言葉にして伝えないと“わからない・知らない事かもしれない”からです。
これって、社会生活や人間関係でも大切な事ですよね?
沢山のがんばりっこ仲間が新しい1歩を踏み出した春。
悶々としている親御さん、沢山いらっしゃると思います。
「仕事でしょ!」「親の気持ちがわからないの?!」「わかってもらえて当たり前!」
と怒りをぶつけるのではなく、気持ちの共有が大切。
“気持ちを伝える事ができた”と “知る事ができた” が沢山になり、
お互いにとって良い方向へ進めたら嬉しいです。
全ては、全ての子供達の笑顔の為に。
がんばりっこ仲間
林英美子