「かわいそうに。」

未熟児網膜症でレーザー治療した両目。
左右の視力差を無くしたいのと少しでも視力が出る様にを目的として、息子太陽が2歳半の時、訓練用眼鏡を作ることになりました。

眼鏡をかけて転んだりしないか確認のため、度数を合わせた病院の眼鏡をかけて10分程度のお散歩へ。
眼科外来の部屋を出た瞬間、待合室にいたおばあちゃんから
「ま~、かわいそうに。」と言われました。


きっと、同情してくれての1言だったのだと思います。
でも、その時の私は温かい言葉として受け取ることができず、とても心が痛かったのを今でもはっきりと覚えています。

『そう。おばあちゃんの言う通り、「かわいそう。」』
『眼鏡なしでちゃんと見えるなら、どんなに良いか・・・』
『こんな事になったのは、私が未熟児で産んでしまったから・・・』

『でも、早くかけることによって少しでも視力が良くなる可能性があるのなら試してみたい。』
『後で後悔しても、今には戻れないのだから、今の太陽に必要だから眼鏡を作ってかける!』

『でも、結果が出なかったら?太陽に苦痛しか与えない?』

どこをどう歩いたかは覚えていません。
色んな気持ちで病院の中を歩き回りました・・・

 

「かわいそうに。」ではなく「かっこいいね!」と言われる様に、
眼鏡を変える時にはオシャレなフレーム選びをしました。


(眼鏡1代目)

嫌がる太陽に「これは、魔法の眼鏡だよ!目が見える様になるためにかけようね!」と声をかけ続けました。


(眼鏡2代目)

太陽と一緒に、私はダテメガネをかけました。


(眼鏡3代目)

“見たい”と思える様に、色んな所へ出掛けました。


(眼鏡4代目)

 

魔法の眼鏡は、太陽に魔法をかけてくれました。
失明するかもしれないと言われた左目は、裸眼で0.04/見やすい度数のレンズで0.8。
右目は裸眼で0.1/見やすい度数のレンズで1.2まで視力が出る様になりました。


(眼鏡5代目)

眼鏡歴6年。今では眼鏡無しの生活は考えられず太陽にとって無くてはならない相棒です。
私の目標である「普通自動車免許」この調子で行けば取れそうです。

 

「かわいそうに。」
おばあちゃんの声は、今もふとした瞬間に思い出されます。

でも、太陽は “かわいそう” ではありません。
太陽の目を見える様にしてくれた、大切な魔法の道具に出会えた“幸せ者”です。 

がんばりっこ仲間
代表 林英美子
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